第7章 ガロプラ2
貴方side
ザンッ ザンッ ガッッ
別役「うおっ!武闘派狙撃手、3トップ!」
当真「頼りになるぜ〜」
貴「武闘派に私いれんの止めて」
別役に軽く文句を言いながら、目の前のトリオン兵に視線を戻す
荒船「噛みつかねーだろなコイツら。俺は、犬嫌いなんだ」
貴「じゃあ、噛みつく前に倒せばいい」
荒船「…確かにな」
貴「荒船と背中合わせで戦うの久々。ついてこれる?」ニコ
荒船「当たり前だろ。…お前の弟子だぜ?」ニヤ
お互いを見ながら、私達は一気に切りにかかる
半崎「…相変わらず息合ってるっすね」
穂刈「どっちも負けず嫌いだし、師弟関係だしな」
すると
ザンッ ドドッ
荒船「!」
当真「おっ、辻ちゃんじゃねーの」
貴「辻!」
辻「お待たせしました。俺も助っ人に入ります、怜花さん」
日浦「駿君!」
緑川「おまたせ〜」
私達のところに、辻と駿も助っ人として飛んできた。
木崎『"犬型"は俺と怜花と荒船と攻撃手で受け持つ!あとの全員は下を狙え!』
全「了解!」
★★
犬飼side
二宮「徹甲弾(ギムレット)」
犬飼「ノーガードいただき♪」
ドドンッ ガガガッ
加古「追尾弾(ハウンド)」
黒江「韋駄天(いだてん)」
ドドッ ザザンッ
俺達も遅れ、加古隊や諏訪隊等と一緒に対峙していた
二宮「狙撃班。敵トリオン兵が射程外に退いた、先を考えてなるべく数を減らしておきたい。
狙撃手を半分下にくれ、地上で追撃する」
木崎『了解だ』
加古「あら、二宮君が指揮するの?」
二宮「何か不服か?」
加古「不服じゃないけど、面白くないわ」
二宮「…」
堤「まぁまぁ加古ちゃん」
犬飼「…うちの隊長達は仲がいいねぇ」
黒江「そうですね」
木虎「!?」
黒江ちゃんの髪をクルクルして遊びながら、二宮さん達を眺めている