第8章 ガロプラ3
犬飼side
来馬「普通だと、リーダーはランク順か年齢順だよね」
嵐山「じゃあ、諏訪さんにお願いします」
諏訪「…よしおめーら、俺が指揮るぞ。
二宮ァ、何か案出せ」
二宮「……ほら見ろ、結局こうなる」
加古「でも、さっきよりムカつかないわ」
すると、頭上から数名狙撃手が降りてきた。
京介「…レイジさん、怜花さん」
貴「よっ、京介」
犬飼「!怜花ー!!」
ドンッッ
貴「っ……澄晴、いきなり抱きついてくんな」
犬飼「いーじゃん、久々だし」
京介「…(この人二宮隊の…てか近いんですが…)ムスッ」
グイッ
貴「わっ…」
辻「離れて下さい犬飼先輩、戦闘中です」
犬飼「あ、辻ちゃん。二宮隊が揃った」
ムッとしてる表情の辻ちゃんが勢いよく間に入りながら、俺から怜花を引き離す
……てか辻ちゃん、俺に最近めっちゃ当たり強くない??……ま、怜花関連だからか〜…
二宮「互いに援護できる距離を保って左右に展開。角度をつけて火力を集中させ敵を確実に減らす。
銃手・射手は防御重視の包囲射撃、攻撃手はそれを援護。狙撃手は、敵の射程外から攻撃だ。怜花は攻撃手と狙撃手どっちもだ」
貴「…にのみゃーさん、私だけめっちゃ難くないてすか??」
二宮「お前なら出来るだろ」
貴「……了解です」
はっきり断言する二宮さんに、何も言わずに返事を返す怜花。
それだけ怜花の実力を信用してるからじゃないと言えない台詞だ
諏訪「いよーし!三輪と米屋のとこまで削り通すぞ!!」