第2章 女ヶ島
『あ、あの、お医者様の方はどこにいらっしゃいますか?』
ペンギン「え、あ、あぁ、向こうの木にもたれかかってるはずだ」
『ありがとうございます!それでは、失礼しました』
ペンギン「か、可愛い……もう俺死んでもいいわ……」
シャチ「俺もだ……鼻血出てきた……」
ペンギンさんが指さした方向へ向かうと、麦わら帽子をくるくるして何かを考えている人がいた
この方がルフィを助けてくれた……
『あの、ルフィを助けてくれたお医者様ですか?』
?「……あぁ」
うっ……ちょっと無愛想で怖い。
しかも目の下にクマがあって余計に怖い
しかも睨まれてる……?気のせい?
でもルフィを助けてくれた大恩人だ、お礼を言わないと。
『弟のルフィを助けてくださり感謝しています!ぜひ、名前を教えて頂けませんか?』
ロー「俺はトラファルガーローだ、麦わら屋が弟……?」
大恩人のお医者様の名前はトラファルガーロー様と言うらしい
『はい!ルフィは私の大切な弟です、ほんとうに助けて下さり感謝しています、私に出来ることがありましたら、なんでも申し出ください!』
ロー「……」
ロー様は私をじーっと見て何も答えようとしない
少し気まずい……
『あ、あの……』
ロー「……俺の、仲間にならねぇか?」
『へ?』
私がこの人の仲間に…?
この人は何を考えているかわか分からない
とにかく、私は仲間にはならない
ハンコック様の下にしかつかないと決めている
『お誘いありがとうございます。でも、私はハンコック様の下のにしかつかないと決めているので…。ごめんなさい。』
断ったは良いけど、ルフィの大恩人であるロー様がすごい悲しそうな顔してるーー!!
さっきまでの怖そうな顔はどこいったのーー?!