第2章 女ヶ島
『ハンコック様!』
ハンコック「ルミィ、すまぬ……そなたの弟にあのような大怪我を……」
『ハンコック様謝らないでくださ!むしろここまでルフィを連れてきてくれて感謝しています!』
ハンコック様にも感謝しているが、あのお医者様にもお礼を言いたい
あのお医者様がいなかったら、今頃ルフィは……。
考えたくもない結果だ
『ハンコック様、今は落ち着きましょう。お風呂に入って来てください!私はその間にお医者様にお礼を言いに行きます』
ハンコック「わかった……少しわらわは風呂に入ってくる」
。。。
あのお医者様がいる所に来た
白い布で仕切りができていた、さすがニョン婆
『あの……』
?「うお!?美女だ〜!」
?「おい!初対面のやつに鼻の下伸ばすな!」
帽子にペンギンとシャチと書かれた男が二人いた
男をこんな間近で見るのは久しぶりすぎて少し慣れない。
ペンギン「こいつがすみません、俺はペンギンって言います!」
シャチ「俺はシャチ!」
『初めまして、ルミィと申します。弟のルフィを助けて下さり本当に感謝しています。』
頭を下げてお礼をしたら、ペンギンさんとシャチさんから何も返事が返ってこない……あれ、私なんかヤバいこと言った?
ペンギン「え、麦わらが弟……?」
シャチ「確かに今弟って言ったよな……?」
『はい!ルフィは私の弟です』
ペンギン/シャチ「えーーーーーーーーー?!?!」
ペンギンさんとシャチさんの声が女ヶ島に響き渡った