第2章 女ヶ島
ルミィside
私はルミィ、今は女ヶ島にいるの
そしてハンコック様は、エースさんの公開処刑が行われる海軍本部にいる
海軍本部では、エースさんを助けるため仲間である白ひげ海賊団もいるらしい
無事に帰ってきてくれると良いけど……
デンデン虫「ぷるぷるぷる、ガチャッ」
『ハンコック様!無事ですか!?』
ハンコック「ルミィか!良いか落ち着いて聞くのじゃ、そなたの弟ルフィが……」
『る、ルフィ?どうしたのですか?』
ハンコック「……海軍のやつにやられて命が危うい状況じゃ、今女ヶ島へ向かっている、医者も同伴だが一刻を争う程の大怪我をしている」
ルフィが?どうして?エースさんを助けるため?
でもエースさんとの関わりあったっけ?
もしかしたら、私が知らない所で関わりがあったのかもしれない
とにかく今は、ルフィの命が優先
『わ、わかりました!島の医者を配備しておきます!』
ハンコック「すまぬ…!」
ーーー。
『あ!ハンコック様が帰ってきた!』
女「わあ!ハンコック様〜!」
女「ご無事で〜!」
女「ちょっと!後ろに男共がいるぞ!」
女「侵入者だ!やっちゃえ〜!」
事情を知らない皆が一斉に矢を放っている
ルフィが危ない……!
『ちょ、ちょっとみんな……!』
ハンコック「皆のも、辞めぬか!あの潜水艦にはわらわの愛おしいルフィがいる♡……あの戦争で大怪我をしている……今すぐに後ろの医者とルフィを医務室へ……」
?「にゃらぬー!」
にょ、ニョン婆……
ニンョン婆「医者であろうと男は禁止!」
ハンコック「そしたら、ルフィの命が……!」
『ニョン婆!私からもお願いします!ルフィとお医者様を……!』
私たちの説得で、ルフィの乗っている潜水艦を島の端に停めてもらうことが出来た