第4章 シャボンディ諸島
ルミィside
『んっ……ここどこ…?』
目を覚ますと、知らない場所にいた
手を動かそうとしても無理だった。手は頭の上で海楼石の錠が付けられていた。
『どうしよう。』
?「おやぁ?お目覚めかい、ルミィちゃんよォ」
『は?だれ?』
声がした方を見ると、そこには大柄の男が立っていた。
攻撃して今すぐここから出たいけど、海楼石が肌に触れているため無理だった。
せめての抵抗をと思って睨みつけるけど、元々男に慣れていない私は大柄の男が怖くて仕方がない。
ケレム「俺の名前はケレムだ、これから君は俺のモノにする」
『はぁ?勝手なこと言わないでくれる?』
ケレム「反抗的な態度でいられるのも今のうちだ」
そう言うとケレムは私の方へ近づいてきた
『こ、来ないでっ!』
ケレム「怖がってるお前も可愛いじゃねぇか。たしかお前、女ヶ島にいた女だったよな?」
『……だとしたら何よ、あなたには関係ないでしょ?』
ケレム「だとしたら……男の経験はないのか?」
まさか、こいつ……
『あなたに答えても意味が無いから答えないわ』
ケレム「まあどっちでもいいさ、ヤれれば同じだ。」
そう言って私の服を破ろうとした時……
『っ……ローっ』
ロー「おい、俺の女に手出すとはいい度胸してるじゃねーか」
ケレム「なっ?!トラファルガーローか?!なぜ貴様が!守りの奴らは何してやがる!」
ケレムが甲板を覗くと、守りについていたケレムの仲間は全員ローの能力でバラバラにされていた
ケレム「てめぇ、よくもっ……おいっ!こいつがどうなってもいいのか!」
私の頭に銃を突きつけてくるケレム。
怖すぎて震えてしまう。
ロー「悪いが、お前の相手をしているほど俺達は暇じゃねぇんだよ……ルミィは返してもらう」
そう言ってローは自分の能力でroomを作りシャンブルズで私をローの腕の中に瞬間移動させた
『ローっ!』
ロー「たくっ、心配かけやがって……後で覚えてとけ。」
ケレム「なっ?!いつの間に?!おい!まだ終わってねーぞ!」
ロー「別にお前を殺す気は無い。戦いてぇんならやってもいいが?」
そう言ってローは刀を抜き取った