第4章 シャボンディ諸島
『ここがヒューマンショップ。』
シャチ「今日も賑わってるなぁ」
私たちは後ろ側の席に着く
席を見渡していると、貴族が沢山いた
貴族達が私たちに気づき始めた
貴族1「おい、アイツらって……」
貴族2「ハートの海賊団じゃねぇか?悪い噂しか聞かねぇよ」
貴族3「おいおい、一人美女がいるぞ!綺麗だァ!」
言いたい放題してくれる貴族
ホントにイライラしかしない
貴族1「スタイルも顔もいいなぁ。奴隷にして傍に置いておきたい♡」
貴族2「お、おい……トラファルガーローがこっち睨んでるぞ」
貴族1.2.3「ひぇ〜〜〜!!」
ローを見るとすごい怖い目付きで貴族達を睨んで、中指を立てていた
『ありがと』ってローに言うと頬にキスされて肩に腕組んできた
シャチ「ルミィちゃんは俺が守るからね♡」
ペンギン「俺もルミィ守るぞ!」
ベポ「俺も守るよー!」
ジャン「いつでも任せとけ」
『頼りにしてるね♡』
シャチ/ペンギン「ぐっ……可愛すぎるぅ!!!♡」
そんなやり取りをしていたら、司会者が舞台に出てきて、会場がさらに騒がしくなってきた。
どうやらオークションが始まったらしい
次々と人が出てくる。舞台に出てくる人は皆手錠をされ、ボロボロの人もいた
『酷すぎ……』
ロー「同感だ」
ある女の人は号泣していたり、男の人が舌を噛んで死んじゃったり、諦めているのか目が死んでいる人もいた。
オークションを見ていたら気分が悪くなってくる
『ロー……私外に出て良い?』
ロー「ダメだ」
ベポ「キャプテン俺がついて行くよ」
ロー「……気おつけろよ」
私って信用されてないのかな?