第4章 シャボンディ諸島
『わぁ、シャボンディ諸島だ』
ベポ「あれ見てルミィ、しゃぼん玉浮かんでるよ」
『ホントだ!すごい、名前の通りの島って感じね』
シャボンディ諸島に到着すると、しゃぼん玉が沢山浮いていた。
島は活気があって、遊園地もあった
『遊園地だ!ロー行きたい』
ロー「ダメだ、ルミィは絶対俺から離れるんじゃねーぞ」
『え、なんで?』
シャチ「ルミィちゃん、この島は海軍が沢山いるんだよ。あと天竜人もいるから気おつけないと」
『天竜人……』
ハンコック様達を傷つけたヤツらだ。
憎い気持ちが湧き上がってきていつの間にか唇を噛んでいた
それに気づいたローが、帽子の上から頭を撫でてくれた
ペンギン「ヒューマンショップもあるし、人攫いも多いそうだ。ルミィは可愛いから特に要注意って感じだね」
『……ヒューマンショップって、人間を売ってるところなの?』
シャチ「そうだ、まあショップって言うよりはオークションかな?」
『オークション……怖すぎるわ。』
ベポ「大丈夫だよ!俺たちが守るからね!」
『ありがとうベポ♡』
シャチ「ぐっ……可愛すぎる///」
シャボンディ諸島は楽しそうな島に見えたけど、闇が深いと思った
天竜人と人攫いには要注意って感じね
確か、天竜人を殴ったりすると海軍大将が来るんだっけ?
この島には海軍も常にいるから、ヤバそう。
ロー「とにかく、島に降りるぞ。」
ローの一言でシャチ、ペンギン、ベポ、ジャンバールが降りた
私もローと一緒に船から降りる
『わぁ、綺麗な島』
シャチ「おお、前とあんま変わらねーな!」
ベポ「メスのクマいないかな?」
メスのクマ……いなさそう。
そんなこと言ったらベポが悲しむだろうかなら言わないでおこう。
『ローどこ行くの?』
ロー「ヒューマンショップだ」
『はぁ?!』
ロー「別に誰も買いやしねぇ。ただ見るだけだ」
『見るだけなら…。』
私たちはそのままヒューマンショップへ向かった