第3章 ハートの海賊団
『ロー』ギュッ
ロー「どうした」
ローに走って抱きつけば、受け止めてくれる
ローいい匂い♡
『ローはいい匂いだね』
ロー「ルミィもな、特に髪の毛からいい匂いがする」
そう言って私の髪の毛の匂いを嗅いでくる
なんか擽ったい
『フフッ、カモミール、いい匂いでしょ?シャチ達にも褒められた』
ロー「あぁ、シャチ立ちに褒められたは気に食わねぇが、カモミールはいい匂いだ」
そう言って私を軽々と持ち上げて、抱っこしてきた
『え?どうしたの?』
ロー「渡したい物がある」
『自分で歩けるよ?』
ロー「俺がやりたいだけだから、黙ってろ」
出た、俺様ロー。でもそうゆう俺様キャラも好き♡
ローの部屋に着くとベッドにぽふんっと座らされた
ロー「目つぶってろ」
『うん』
そう言われて目を閉じる
何やらローは棚の中から何か探しているのか、ガサガサと音が鳴る
そして、足音が近づいてきて、止まったと同時に頭に何かを被せられた
ロー「目開けていいぞ」
そう言われ目を開けると私の目の前にはローが鏡を持っていて、その鏡で私の頭を見ると、キャスケットを被せられていた
『え、これって。ローと同じ柄だ』
ロー「あぁ、俺も新しい物に変えようと思ってたんだ」
そう言ってローは私と同じ帽子をかぶる
『わぁ、おそろいだね!この帽子ふわふわしてて可愛い』
ロー「喜んでもらえて何よりだ」
『ローとお揃い出来て嬉しい、ありがとうロー』
ロー「あぁ。似合ってる」チュッ
『きゅ、急にチューしないでよ……褒めてくれてあ、ありがとぅ…///』
照れていたら、ローが笑うから枕投げてやった