第3章 ハートの海賊団
お店の中に入ると、女性客でいっぱいだった
『イッカク、何頼む〜?』
イッカク「私はコーヒーとケーキで良いわ」
『私はパフェ〜』
それぞれ注文して、少ししたら店員が持ってきてくれた
『いただきます。ん〜、美味しい!』モグモグ
イッカク「ウフフッ、美味しそうに食べるわね!そういえばルミィ」
『なに??』
イッカク「ルミィは、ローのどこが好きなの?」
『へっ///どこが好きって……そりゃぜん「全部って言わないで、一つずつ教えてよ」うぅ。』
恋バナとか全然しないから、慣れてないんだよね。
でもなんか、ドキドキワクワクする
『ん〜、まずは優しいところかな』
イッカク「確かに、キャプテンは優しいけどルミィにはその倍優しいわよね」
『そうかな?他には〜顔がカッコイイ!』
イッカク「ウフフッ、分かるわ。でも最初ちょっと怖いって思わなかった?」
あ、やっぱりイッカクもコワイって思ってたんだ。
『私も初めてあった時は顔怖かったし、無愛想だし、話続かないしで大変だったよ。でもね、話してたら案外そうでもなかったの。』
イッカク「分かるわ、私も最初はこいつの仲間になんてなるもんか!って思ってたけどいつの間にかなってたわ」
『そうなの、イッカクならすぐにローと仲良くなれそうだけど』
イッカク「そうでも無いわよ、キャプテンは簡単には心を開かないからね。でもルミィにはすぐに心を開いていたようだから、ルミィは少し特別なのかなっては思ってわ」
『特別……///』
もうあの島にいる時から特別な目で見られてたって事?
全然気が付かなかった。
確かに、距離が近いと思う時もあったけど。
ただただ、からかわれているだけかと思ってた。
イッカク「(ルミィったら、顔赤くして。可愛い)」