第3章 ハートの海賊団
『あ、ジャンバール何してるの?』
ジャン「おぉルミィか、シャチとペンギンの奴が暴れて床壊しちまったんだよ」
そういえばさっき、甲板が騒がしいと思ってたけど、シャチとペンギンの仕業だったんだ
『でも、なんでジャンバールがなおしてるの?』
ジャン「あそこ見てみろ」
ジャンバールが指さしたところを見ると、シャチとペンギンがローの能力によってバラバラにされていた
『そういう事ねぇ、私もなにか手伝う?』
ジャン「気持ちだけ受け取っておく」
『まあ私が手伝ってもあんまり意味無いか』
ジャン「そんな事はねーぞ、それよりそろそろあの二人をくっ付けてきてくれねーか」
『りょーかい!』
シャチとペンギンのところに向かうと、二人がキラキラした目で見てきた
シャチ「ルミィちゃん、助けてくれぇー!」
ペンギン「俺もー!」
『もう、仕方ないわね。次はないからね』
そう言って、二人の前に座り込み腕や足をくっつける
ちょっと私も意地悪をしてみる
『どうかな?』
シャチ/ペンギン「全然ちげーよ!下手くそーー!」
わざとシャチの体にペンギンの足をつけてみたりとイタズラをすると案の定ツッコミされた
『ごめんごめん、冗談だよー、今ちゃんと治すから!』
そう言ってまた綺麗にくっつけてあげた
『はい、完成!』
シャチ「おー!ルミィちゃんありがとう!お礼に俺からのハグを……」
『……』ペシッ
シャチ「いでぇ!」
ペンギン「ルミィ助かったよーありがとう」
『いいえ、どういたしまして!もう甲板壊さないでよ?ジャンバールが修理してるんだからね?』
シャチ「すみません。」
ペンギン「悪いとは思ってる。すみません。」
『私にじゃなくて、ジャンバールに言ってきてよ!』