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The best happy ending【東リべ/三ツ谷】

第4章 血のハロウィン


ぐちゅりと入ってくる指。
肉壁を優しく擦られて撫でられて、自分でもそんな所触ったこと無くて最初は驚きでいっぱいだったが気持ち良くて顔が真っ赤になっていく。


(初めてなのに気持ちいいって…は、はしたない…!?)


訳が分からずにただ喘いでいるが、三ツ谷先輩は唇をペロリと舐めてから興奮した顔をしていた。
見たことが無いその興奮した顔と『男』という顔に心臓がバグバクと動く。


「だいぶ濡れてきたな…」

「んんっ~!ふぅ、あッ…!」

「声、えっろ」


ぐちゅぐちゅとナカをかき混ぜられるかのように指を動かされて、甘い刺激が腰までにくる。
媚肉を撫でられて擦られてゾワゾワと何か這い上がってくるかのような刺激が襲ってきた。

ある1ヶ所を撫でられると目の前がバチバチと何か弾ける。
そんな感覚が襲ってきて、数回瞬きして驚いた顔をしていれば三ツ谷先輩が『ココか…』と呟いて笑った。


「イきそ?」

「えっ、あぅッ!?はぁ、ま、まってぇ!まッ、なんか、なんか変ぅッ…!」

「大丈夫、怖がらなくて大丈夫だから。その気持ちいいのに怖がらなくていい」

「やぁッ!み、三ツ谷せんぱぁ…んんぅぅッ!」

「隆」

「へっ…?」

「名前で呼んで」


耳元で囁かれるその声は甘ったるくて脳に侵食してきそうだ。
気持ちいいのが一気に押し寄せてくるのと、三ツ谷先輩の甘ったるい言葉で本当におかしくなりそう。
だけど……私も名前を呼びたかった。


「た、かし……さんっ」

「っ!」

「隆、さんっ…」

「……はは、やべぇ。名前呼ばれるだけですげぇ嬉しいし、その顔で呼ばれたら興奮するな」


嬉しげに微笑む隆さんに何故かお腹がギュゥとなる感覚がある。
そして隆さんはどんどん指の動きを早くしていき、また目の前で星が弾けるようにバチバチとする。


「たかし、さぁっ!やぁッ!早いっ…んぁあっ!はやぃ!」

「可愛い、可愛い。和泉、可愛い」

「んっ、イクッ!ふぁッ、あぁ…イクッ、やぁっ」

「イッていいぜ。和泉」

「んんんぅッ~~ッ!!!!」


ギュゥッと布団のシーツを掴み、今まで以上の快楽が押し寄せてきて体がビクビクと跳ねて痙攣するようになり息を吐けばまるで走ったかのように荒くなっていた。
同時にふわふわとした余韻がずっと残っていて、なかなか余韻が抜けない。
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