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The best happy ending【東リべ/三ツ谷】

第3章 8・3抗争


三ツ谷の瞳は、まるで獲物を狙っているかのような獰猛な獣のようにゆっくりと瞳を細めながら和泉へと目線を向けていた。


「三ツ谷…、お前その目イズミっちに見せんなよ」

「ん?オレそんなやばい目、してたか?」

「してる。イズミっちを捕獲しようとしてる、獣の目だな」

「はは、マジか…」


苦笑を浮かべながら、三ツ谷は自分の口元を手で覆う。
自分はそれだけ和泉に執着しているのだろうか…なんて思いながら。

すると目線に気が付いたのか、和泉が振り向いていた。
不思議そうな表情を浮かべながら、三ツ谷を見ており群青色の瞳がユラユラと揺れている。


「どうしました?」

「いや、何でもねぇよ…」

「イズミっち、マジで三ツ谷には気をつけろよー」

「はい?」

「あ、それはウチも思った。和泉、三ツ谷はああ見えて絶対ムッツリ助平だから気をつけてね」

「あ……うん」

「おい…」


言いたい放題な2人に、三ツ谷は苦笑いを浮かべながらドラケンに対して『後で覚えてろよ』と心で呟く。
そして2人から忠告を受けた和泉は、何を忠告をされているのだろうかと脳内に?マークを浮かべていた。


「というか、三ツ谷先輩ってムッツリなんですか?」

「ゲホっ!!!」


席に座った瞬間、和泉は直球で聞く為コーラを口に含んでいた三ツ谷が吹きそうになった。
だが吹かないように押さえ込んせいで、機関に入りゲホゲホと咳き込む。


「三ツ谷はムッツリだぞー」

「ムッツリだよ」

「おい…ドラケンにエマちゃん。和泉にオレへの変なイメージついちまうだろ」

「既に変なイメージは持たれるんじゃねぇ?なぁイズミっち」

「え?」


変なイメージを持たれているのだろうか。
不安になった三ツ谷が和泉を見た瞬間、彼女は目線を少し逸らしていた。


「和泉!?」

「冗談ですよ。ただ、変な人とな思ってますけど」

「変な人…」

「ぶはっ!変な人って…くくっ」


和泉の言う変な人というのは悪口ではない。
ただ、自分に対して下心無く色んな事をしてくれたり自分の心を簡単に乱してくるという意味で変な人という意味であった。


「悪い意味ではないですよ」

「悪い、意味じゃ…ないのか」
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