Bitter Sweet【DEATHNOTE】【L】
第13章 ワイミーズハウス
メロside
・
ある日の午後。
がソファーに座りココアを飲んでいた。
横にドカッと腰を下ろす。
『メロ、珍しいね。どうしたの?』
「なあ、はエルの女なのか?」
『え…』
キョトンとした顔になる。
「でないと、ワイミーズハウスがこうしてお前を匿ってる辻褄が合わないだろ?」
は少し考えた後『うん』と言った。
まさかとは思ったが、本当にそうだったのか。
『籍も入れてないし、指輪は貰ったけど実質恋人…かな』
「籍!?指輪!?おまっ、エルとそこまで深い関係なのか!?」
『え、そんなに驚く…?』
「あのエルがそこまで他人と関係を持つなんて、ワタリ以外に聞いた事がない。」
は笑って『羨ましい?』と戯けるように言った。
それにしても…
「(ニアが聞いたらどう思うか…)」
ニアがを気に入っているのは、誰もが気付いていた。
・