第18章 独占欲

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ニアとエルがバチバチだった長い1日がようやく終わり、
私は自分の部屋でくつろいでいた。

英語の本を広げワタリさんが入れてくれたホットミルクを飲み一息吐く。

幸せだ・・・


＿＿ｺﾝｺﾝ


誰かが部屋をノックする。

『どうぞ』

エルが部屋に入ってきた。

『エル？どうしたの？』

さっきまでお仕事してたけど…終わったのかな？

「何か私にして欲しい事はありますか？」

『へ？今は特に大丈夫だよ？ありがとう。』

「そうですか…」

ドアの前で頭を掻いて立っているエル。

『どうしたの？』

「…一人で眠れますか？」

あ…もしかして。

一緒に寝たいって事！？

エルが…？

『エル！！今日もし良ければ一緒に寝…』

「いいですよ。」

即答！？

『えっと、じゃあ……先にお風呂入ってくるね。』

そう言って部屋を出ようとすると、背後から手首を掴まれた。

『！エル……？』

「一緒に、入ってもいいでしょうか」

『………え。』


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