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Bitter Sweet【DEATHNOTE】【L】

第10章 誓い


side






「___私と、結婚してくれませんか」






エルのその言葉に一瞬時が止まったような感覚になる。


結婚…


エルと、私が…?


ていうか…


『エルって、結婚願望あったの…?』


「正直…私も自分に驚いてます。まあの立場からすれば、いつどうなるか分からない身の私と結婚なんて…何言ってるんだと思いますよね。」


『そこは全然問題じゃないの!!…私は何が起ころうとエル以外好きにならない。』


エルが目を見開いてから、優しく微笑んだ。


「ありがとうございます。

私はただ、に正直な気持ちを伝えたかった。あなたが最初私に勇気を出して"彼氏になって欲しい"と言ってくれた様に。」


『エル…』


やっぱり


エルが好き。


好きで好きで堪らない。


そう確信した。


『はい』


「…え」


『さっきの返事!』


そう言ってエルの胸に飛び込む。


「…」


エルが私をキツく抱き締める。


「愛してます。本当に。」


『ちゃんと…一生愛してね?』


「死んでも愛します」


『死ぬなんて言わな…

…っ!』


言葉の途中で、唇を塞がれる。




__チュ


小さなリップ音と共に唇が離れた。


『エル…っ』


「では早速結婚式の事ですが…」


『はやっ!?』


「思い立ったら吉日です。ただ、キラ事件が解決するまでは結婚式を大々的にやるのは危険だ。」


『確かに…そうだよね』


「その代わりと言ってはなんですが、やりたい事があるので今週末は予定を空けておいて下さい。」


『え…?う、うん!!』


















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