• テキストサイズ

Bitter Sweet【DEATHNOTE】【L】

第8章 告白







『ん……』

真っ白なシーツが肌に擦れる。

目を覚ますと、お互い何も身に纏わず抱き合っていた。

昨日の余韻で、腰に違和感が残っていた。

私の顔にかかった髪をエルがそっと撫でる。

「…身体、大丈夫ですか?」

こくりと頷く。

エルがおでこをくっつけてきた。

唇と唇がくっつきそうな距離。

「…好きです」

『私もだよ、エル』

そっとキスされる。
二人で見つめ合って微笑んだ。

エルが私をぎゅっとしてくれる。

「もう、誰にも渡しません」

突然明るい口調でそう言うから、思わず笑ってしまう。

『私はエルのものだし、エルは私のものだよ?』
「当たり前です。」

ふと自分の身体を見ると、紅い痣がいくつもついていた。

エルに愛された印みたいで嬉しかった。

「そうだ、。ずっと言いたかった事があります。」

『ん…?』

「アメリカで初めて会った日お菓子をくれて、ありがとうございました。彼氏になってと言ってくれた時、本当に嬉しかったです。」

『そんなの、私の方こそ…好きになってくれてありがとう。』

感動して涙で視界が潤む。

「…実は最初にの事を講義で見た時から、声をかけたいなと思っていました。」

『え…っ?』

本当…?

「可愛い人だな…と。あなたの仕草ひとつひとつを目で追ってしまいました。を見やすい席に座ったりもしましたよ。」

「秘密にしていてすみません。」
そう言ってエルが恥ずかしそうに笑う。

そんな…エルもそう思ってくれてたなんて

嬉しくて嬉しくて

エルにキスをした。

「…っ!はキスも不意打ちが得意ですね」

『ふふっ、何それ』

最高に幸せだと思った。





「、ここで言うのもなんですが…お願いがあります」

『?うん』
















「___私と、結婚してくれませんか」







/ 42ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp