Bitter Sweet【DEATHNOTE】【L】
第6章 溺愛
・
次の日目を覚ますと、エルはすでに起きていて私の寝顔を見つめていた。
『エル…おはよ。』
「おはようございます。」
『今日お仕事はいいの?』
「…少しだけ、こうしてを見ていたかったです。」
もう、
朝からキュンキュンさせてくる…。
『抱っこして…?』
「…っ」
エルがぎこちなく私を抱き締める。
エルの体温に包まれて安心した。
真っ白なベッドのシーツに、カーテンの隙間から溢れる朝日。
隣には大好きな人
最高の朝だ。
「は、いい匂いがしますね」
『なっ…』
何言ってんのよ…っ
顔が熱くなるのを感じた。
私の髪の匂いを嗅ぐエル。
『ちょっとエル!やめてよ…っ』
いたずら心か「いやです。」と続けるエル。
「…肌も甘い匂いがします。」
『!?』
そう言ってエルが私の首元に顔を埋めた時だった
『んぁ…っ』
エルの唇が頸に当たり、思わず変な声が漏れてしまった。
「………。」
エルが固まる。
やばい
「すみません…やりすぎました。」
珍しく動揺した様子のエルの声。
エルがベッドからバッと出る。
「…ワタリに朝食の準備を頼んできます。」
そう言って逃げるように寝室を後にした。
き、
気まずい…!!!!
・