Bitter Sweet【DEATHNOTE】【L】
第3章 日本にて
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それからエルは仕事に
私は勉強に打ち込んだ
辛い事もあったけど、エルが支えてくれた
それに勉強は楽しかった
そしてついに
『エル!私、目標点取れたよ!!』
「!?」
仕事から帰ってきたエルの胸に飛び込む。
『ほんとに、ほんとにありがとう…!』
「…」
『ん?』
「前言いましたが、突然抱きつかれるのは照れます。」
『あっ、ご…ごめん!』
ハッとして離れようとすると
__ギュ
『(え…)』
エルにキツく抱き締められた。
心拍数が上がる。
『エル…?』
「よく頑張りましたね…信じてました。」
エルが私の髪を優しく撫でる。
顔が熱い。エルが私の肩を掴み、見つめてくる。
「好きですよ」
『……へ』
「あなたの一生懸命な姿が、誰よりも愛しいです。」
嘘…今、エルが好きって…
初めてのその言葉に、嬉しくて泣きそうになる。
「最初に、が私に釣り合う女になりたいと言った時、そんなもの必要ないと思っていました。
あなたは出逢った時からずっと
私には勿体無いくらい完璧な女性です。」
『エル…』
「でも、がやりたいと言った事なら何でもしてあげたい。同時にそう思ったんです。」
エルにしがみつく。
『大好き…っ…エルのことがほんとに好き。』
「…私もです」
エルが優しい声で呟くから、お腹の底がきゅうっとなった。
キス、今日こそしてくれるかな…
エルを見つめる。
精一杯甘えた目で。
「……。」
エルはキョトンとした後、微笑んだ。
「…疲れたでしょう。今日はの大好きなバスソルトを用意しているので、ゆっくりお風呂に入って休んでください。」
はぁ…今日も無しか。
ちょっと残念だけどけど、エルの貴重な笑顔を見れただけで満足だった。
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