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≪進撃の巨人≫ 蒼翼の天使 

第1章 過去と出逢い




ズキズキと頭は痛みに支配させれる。


頭痛を和らげるために口ずさむ詩がある。


________


はるか彼方の 月が照らす
自由を目指し 飛んでみるけど

冷たい壁が 行く手を阻むの
今日も独り

月の光が 揺れているの
心の底の 遠い記憶


今はただ無彩の風のなか
安らかに眠りたいの 翼を抱きしめて

託された運命の 行方を捜す
一枚の 舞い散る羽根

いつかはきっと 見つけてみせる
孤独な心 癒せるばしょ


_________

ドクン・・・・・
・・・・・ドクン・・・・・
・・・・・・・・・・・・ドクン・・・・

鈍い痛みがだんだんと引いてゆく。

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