第21章 ●繋がる夜 Levi
はぁはぁと肩で息をしながら大きく震わせ、また”あの時”のように目の焦点が合わないままリヴァイに恍惚し絶頂した顔を向ける。
余韻に浸るかのようにフィンの目はとろんと薄く開き瞳は溢れそうになっている。
「オイ‥…またか?」
リヴァイは嬉しそうに不敵な笑みを浮かべフィンの唇を覆い舌を絡ませ甘い吐息を呑みこんでいく。
「んッ…はぁッ‥…ッん‥‥あッ‥‥」
フィンと深く舌を絡めながらどちらの唾液かわからず互いに飲み込んで味わうかのように貪りながらキスをする。
甘美な口づけをした後にそっと唇を離すと糸がつながれ滴り落ちていく。
フィンは荒い呼吸のまま薄暗く光る天井を見上げ躰のがふわふわと無重力の感覚の中にいる。
目をつぶったら今すぐ深い眠りに堕ちてしまう。
意識を失わないようにしっかりとシーツを掴む手に力を入れしなやかな腕を震わせていた。
全身を貫いた快感はフィンから力を奪い去って下半身はジンジンとしたまま余韻の波は引かない。
全く力が入らない脱力状態のままフィンの秘所はリヴァイの細く白い指を嬉しそうに再び深く咥え込んでいく。
きゅうぅぅぅぅッ。
リヴァイの中指をフィンの中の肉厚な壁が嬉しそうに絞めつけている。
「あぁッ‥…リヴァ‥…まだっ‥‥」
「‥…待たねぇよ。」
リヴァイの中指はすぐにフィンの艶やかな蜜をまとい、ぬるぬるとフィンの中に入ったり出たり繰り返していく。
強弱をつける様に弱く、突いてみたり中指を奥へ奥へと挿し込んだまま、子宮の入り口を指先で刺激し続けたりしてフィンの反応を愉しんだ。
「ああぁッ。あんッ‥‥ぁああぁ‥‥んッ!」
じゅっぷッ。
水音を大きく音を出して蜜壺の艶を帯びた中指が抜きだされた。
リヴァイはフィンの蜜をなめながら自身の人差し指も濡らす。
「‥‥‥痛かったら言え。」
リヴァイはフィンの秘部へと中指と人差し指をとろとろに溢れた蜜壺にゆっくり挿し込んでいく。
「‥‥‥ッ!!!」
痛い!!
腰に力が入り自然に蜜壺もギュウっと締まる。
リヴァイの二本の指は”途中”で動きを止めた。
「痛いなら我慢するな。」
リヴァイはそう言いフィンの額にキスをする。
「…ごめんなさい‥‥ちょっと痛いです。」