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≪進撃の巨人≫ 蒼翼の天使 

第20章 悪戯と祝杯


「そうこないとな。」
とエルドは嬉しそうにグラスを空ける。


「フィン、飲みすぎないように」
エルヴィンが咳払いする。


※※※※※※※※※
ハンジと少し絡みます。
※※※※※※※※※

______________

談笑しながら酒を飲み進めていく。



エルドとモブリットは楽しそうに二人で
時々、ハンジとリヴァイに
愚痴を話しながら飲んでいた。


ハンジは笑いながらエルヴィンをおちょくっている。


リヴァイとミケは
時々鼻で笑いながら酒を飲む。

フィンは飲んだ量に対して
微塵も酔いが回ることなかった。


かなりの空瓶がテーブルに並ぶ頃、

ほろ酔いを通り越したハンジが
フィンの隣に来る。

「フィン~!!」
笑いながら何とか女性二人がぎりぎり
座れる大きな椅子にハンジが腰を落とす。


フィンの肩に手を伸ばす。

「ハンジさん楽しそうですね」
フィンが笑いながら
ハンジに話しかける。

「あぁ。楽しいよ。」
ハンジは笑顔でフィンの顔に
ほっぺたを寄せる。


「分隊長、酔いすぎですよ・・・。」

「なーにモブリット妬いてるの」
ハンジがニタリと笑う。

「はい。妬きますよ・・・。」

「モブリットも酔っぱらってるじゃないか。」


「モブリットさん、
お水飲みます・・?」
フィンがモブリットを心配そうに見つめる。

「お水よりフィンさんに
そばに来てほしいです。」

「おぉ、モブリット言うねぇ。
フィンは私がもらうから駄目だよ。」
悪戯に笑うハンジ。

「ていうかさ、フィンは
ぶっちゃけ誰に処女あげるの?」


飲んでいた酒を盛大にフィンは噴き出す。
「ゴホッ・・・・ハンジさん、
そういことは聞かないでくださいッ・・・。」

「せめて二人でいるときに
聞いてくださいっ。」

「・・・・・ほぅ、興味深い。
ぜひ聞かせてもらおうか。」

顔の赤いエルヴィンが顎の前で
手を組んでのぞき込んでくる。


リヴァイが咳き込んでいるフィンに
ハンカチを手渡す。

「ありがとうございますッ。」
咳き込みながらリヴァイを見上げる。
「・・・・汚ぇから拭け。」

「・・・はい・・・。」

「リヴァイ、そんな言い方してると
嫌われるぞ~?」
ハンジが笑い出す。

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