第12章 12.●激しい夜 Levi
リヴァイの片手がフィンのシャツのボタンにかけられる。
フィンは拒もうと腕に力を入れるがリヴァイの左手はフィンのクラバットに結ばれた両手首を押さえて自由を奪う。
リヴァイがボタンをプチッ…………
一つ外した。
「リヴァイさんッ……だめぇッ……」
フィンは頬を赤く染めて体をねじって精一杯動く。
「おい……じっとしろッ……」
リヴァイの声がはずむ。
息が少し乱れている。
リヴァイがわずらしそうに手を動かす。
強引にシャツの中にリヴァイの手が滑り込んでいく。
ブチブチと音を立ててボタンが飛んでいった。
「リヴァイさんッ。シャツが……!!」
「じっとしてねぇお前が悪い。」
リヴァイがフィンの胸元に顔をうずめながら囁く。
リヴァイが器用に下着を口でずらしていく。
「いやっ・・・リヴァイさ・・・・恥ずかしッ・・・イッ」
フィンのピンク色の乳首をリヴァイが甘い果実を貪るように口に含みペロッと舐めあげる。
「はぁんッ……」
フィンの体が大きく跳ね上がった。
リヴァイの細くすらりと長い指先がフィンの背中に滑らせて慣れた手つきでホックが外される。
頼りない布切れはすぐにずらされ、白い膨らみがプルンっと二つリヴァイの顔の前に現れる。
「リヴァイさんッ……見ないでッ……」
フィンの恥ずかしさのあまり、ふるふると身体を震わせる。
「いい肉付きしてんじゃねぇよッ」
リヴァイの右手がフィンの乳房を円を描くかのように揉みこむ。
リヴァイの熱の籠った細く長い舌先がフィンのツンと上を向いた乳首を甘い刺激を与える。
優しく舐められたり吸われたり。
「あぁんッ。リヴァッ・・・っああッ・・・ッ・・・」
自分でもどんどん硬くなる乳首の感触がわかる。
リヴァイの熱い舌先がぺろぺろと刺激を続ける。
全身が心臓の鼓動を感じながらリヴァイの動きに一つ一つに合わせて全身が悦んでいく。