第12章 12.●激しい夜 Levi
リヴァイがそっと自分の首元からクラバットを外す。
「手、あんまり動かすな。傷口が開くぞ。」
と言いながらフィンの手首を
押さえながら白いクラバットを巻いていく。
「リヴァイさん、やめて・・・」
耳まで真っ赤に染め上がるフィンの表情。
見ているだけでリヴァイはそそられ興奮する。
リヴァイがフィンの透き通るような白い肌の首に
巻かれているスカーフをそっと投げ捨てる。
パサッと床に落ちる音がした。
「・・・・・くそッ。」
リヴァイの眉間に皺が深く入る。
フィンの首元の赤い印をみて
リヴァイの嫉妬心があらわになる。
フィンの首元にリヴァイの舌が這っていく。
「リヴァ・・・・・やぁ・・・・・」
自分の聞いたことない声を必死におさえるフィン。
ちゅっ・・・・ちゅうッ。
リヴァイがフィンの首元に残った
赤い印に自分のしるしを上書きしていく。
フィンの甘い声とリヴァイが首元に吸い付く音が部屋に響く。
リヴァイがしるしを上書きしながら首元を嚙んだり、時々舌を這わせる。
フィンの首に全身の神経が集中していく。
舌の這うくすぐったい感触と噛まれる痛みに
フィンの脳内はくらくらする。
抵抗する気力は無くなっていく。
首の感触が深い快感に変わっていく。
「あ・・・あぁッ・・・はぁ・・・ンッ。」
どんどん声が大きくなる。