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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第20章 LOVE×中毒






まゆ「私を意識?それは流石に無いわよ。義勇は好きな子いるみたいだし」

黒死牟「お前は全然男と云うものを分かってない…」



んー?好きな子が居るんだから私を意識は有り得ないわよね…それで意識するとか最低じゃない!縁壱さん、何で私を見て呆れたって顔してるのよ



まゆ「ちょっと聞いてってば!左近次からも頼まれてるのよ」

槇寿郎「お前っ鱗滝殿を名前で呼び捨てしてるのか!?」



はい墓穴掘ったぁー



まゆ「あれは江戸の頃だったかしら。人界にちょっと来ててね…縁壱さんは知ってるわね」

縁壱「あぁ、鱗滝殿がまだ現役で柱だった時代だな」



旦那公認だもーん!



父上と巌勝さんが私をジーッと見詰めてくる。何でそんな怖い顔!?やましい事は何もないからね!



まゆ「その時に知り合って早々に魔族だってバラしてからの付き合いよ。屋敷に置いてもらってたし、一緒に稽古もしたの!言っとくけど男女の関係は一切無いわ。強いて言うなら親友かしらね」

槇寿郎「そうだったのか…」

黒死牟「なら良いが…しかしだな、まゆが冨岡に対して如何するかは別の話だ」

縁壱「暫くここで稽古をつける。それだけで彼にとって、今後が違ってくるのでは?」



この三人は意外に脳筋なのよね。迂闊だったわ…



まゆ「まぁ、それで暫くは様子を見ましょっ」



これ以上は埒が明かないと思って話を終わらせようとする。取り敢えずは義勇が更に強くなれば良いわけよね。何時になったら自信が付くのか分かんないけど…



黒死牟「槇寿郎殿、先程は有難う御座いました。冨岡の問に少々戸惑っておりまして…」

槇寿郎「いや、構わない。巌勝殿は何れは柱になる身。怪しいと思われる部分は潰しておかねばなるまい」

まゆ「いつまで誤魔化せるか分からないわ。義勇は感が鋭いわよ?」

縁壱「兄上が冨岡殿を信用出来ると思ったら話せば良いのでは?まゆの使った力の事も有ります故」



そうよ!意識がハッキリしてる状態の義勇に力を使ったわ(汗)



まゆ「巌勝さんは如何思う?」

黒死牟「私は………冨岡に記憶を見せよう。その上で、改めて話をしたいと思う」



巌勝さんは義勇の事を信用出来ると判断したのね



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