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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第20章 LOVE×中毒






槇寿郎「まゆ、一体何を考えている。年頃の男女が一緒に寝るなど許さんぞ!ましてや旦那が二人居る身だろうが!」

まゆ「藤の花の家紋の家で一緒の布団に寝た仲よ!」

黒死牟「まゆ…お前…」



勘違いしないでほしいのだけど…。あぁ縁壱さんまで傷付いた顔しないで!



まゆ「勘違いしないで。父上は水一門と知り合った経緯を知ってるわよね?」

槇寿郎「あぁ、確かお前が夢中で走り込みをしていたら鱗滝殿の弟子だった、冨岡や真菰さんに出会ったんだったな」



それからの経緯を話した。一緒に義勇を導いてほしいから…私は義勇に、少しでも自信をつけてほしいのよ



まゆ「そういうわけで、雅勝の小さい頃に似てるっていうか…私は義勇を息子だと勝手に思ってます」

縁壱「言われてみればまゆから聞いたかぎり、自分を追い詰めてしまう所や溜め込む所が似ておる…雅勝にもその様な時期があったな」



大変だったんだから!縁壱さんに稽古でコテンパンにやられて落ち込んで、あんまり喋らなくなったと思ったら無言で膝枕要求して…昼間は頑張って稽古してたけど夜は赤ちゃん返りかっ!って位に甘えてきたのよね。いつの間にか立ち直ってたけどさ



今では雅勝も理壱も剣技だけなら私より強いのよ♪流石は縁壱さんと巌勝さんの息子♡



まゆ「義勇には愛が必要だと思うの!」

黒死牟「言いたい事は分かるが極論だな。だが、如何したら良いのか…」

縁壱「抱っこするとか…」

槇寿郎「抱っこされたい歳ではないだろう」



そうよね、十四歳だもの。難しいわよね…



黒死牟「兎に角、冨岡には稽古をつける。男子たるもの、一時の優劣などで己の価値を決めるべきではない。私が言える事ではないがな…」

まゆ「私は義勇に膝枕とか甘えさせたい。ギュッて抱き締めてあげたい…鮭大根以外で笑い方を忘れちゃってるのよ」

縁壱「何とかしてやりたいが…」



暫しの沈黙があったが、父上が沈黙を破った



槇寿郎「お前が息子みたいだと思っていても冨岡はどうだ。あくまでも一つ下と云うだけの女子である以上は、異性として意識してしまったりするだろうに」



何で?



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