第20章 LOVE×中毒
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黒死牟「文珠を使ったのか…」
槇寿郎「大概、何でもありだな」
まゆ「フフッ♪ご飯の仕度手伝ってきまーす!」
そう言って私は、縁壱さんの居る台所へと向かった
まゆ「縁壱さん♡手伝いに来たよ♪」
縁壱「疲れているだろう?座ってなさい」
まゆ「嫌だぁ!側に居たいのぉ♡」
縁壱「ならば、まゆから口付けをしてくれるか?」
イヤン♡私からなんて恥ずかしいー♡と両手で頬を抑えてイヤンイヤンしていた
チュッ
まゆ「そんなの狡いっ」
縁壱「まゆからは中々してくれない故に、私からした。ダメか?」
まゆ「ダメじゃないけど、私からするの!」
絶対に縁壱さんは分かっててしてる!そんな事を考えていたら、縁壱さんに抱き締められた
縁壱「深い口付けをしてくれ…ほら…」
私は縁壱さんに口付けをして舌を絡ませ、たどたどしく歯列をなぞる。自分からしてるのに凄く気持ち良い
だけど、される方が好きだわ♡
まゆ「ん…?んふぅ…よりっ…んくっ……ハァハァ」
形勢逆転されてしまった。私そんなに下手だった!?だとしたらショック!!
縁壱「すまない、我慢できなかった。私はされるよりまゆにする方が好きなようだ」
下手とかじゃなくて?なら良かったわ!!
まゆ「うん♪私、されるのが好き♡いっぱいしてね♡」
縁壱「あぁ、もう一度しようか」
激しい口付けに私の脳は溶けそうになる。思考がポヤァ〜ンとなりながらも考えるのは『早く大人になりたいな』って事!これ以上の行為は、あと二年お預けだもの
槇寿郎「こら、そこのバカップル!!いつまでイチャついているのだ、全く親の前でお前等は!!」
黒死牟「あれ等は四百年間も続いた夫婦。どうしても我々の気配も気が付かぬ程、口付けに没頭してしまうのではなかろうか…」
そうなのかしら…ただ単に愛し合ってるからなんだけど?
縁壱「お義父さん、兄上、大変申し訳ありません。あまりにも妻が可愛い故に、つい…」
縁壱さんは格好良いよ♡キャッ♪
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