第20章 LOVE×中毒
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まゆ「恥ずかしいのを振り切って、大きな声で言って♡」
若干巌勝さんの顔が引き攣った。聞こえましたよ「そんな事を人前で言う位なら、自ら鬼を探し出して殺る」って…四百年前は人前で結構爆弾発言してたけど、やっぱりベタベタは無理なのかしら
まゆ「出来ないなら他の隊士呼ぼうか。私は巌勝さんと任務の囮でも良いから、そういう会話してみたい…(泣)」
私は俯いて両手で顔を覆った、所謂泣き真似であーる♪
黒死牟「うっ…分かった…。代わりと言ってはなんだが頼みがある。今夜、魔族姿を見せてほしいのだ………」
まゆ「良いよ♪でも、巌勝さんのアレがアレして治まらなくても知らないわよ?」
黒死牟「そんなにアレか、助平衣装なのか………ゴクリッ……」
縁壱さん曰く「我慢出来なくなる」って言ってたけど、正直私には分からないのよ。神魔妖は露出激しいのは結構当たり前だから!まぁ、言うだけは只だからね(笑)
まゆ「さっ、痛い系バカップルしよう♡」
※大変ぶっ壊れた黒死牟お兄さんになっております。御注意ください
黒死牟「まゆたん♡」
まゆ「なぁーに♡」
黒死牟「愛してるよ!今夜はまゆたんを帰したくないなぁ」
まゆ「私も帰りたくないよぉ♡一緒に居たいのぉ///」
今思った。別に巌勝さんがこんな事しなくても良くない?私がキャピキャピしていれは巌勝さんは自然体で大丈夫な気がする。わりかし危険な発言するし!まっ、楽しいから良いかっ♡
黒死牟「それならば…違っ……それならまゆたんの家でイチャイチャしよう♡今夜は寝かせないぞっ♪」
まゆ「二人きりだね♪キャッ巌勝さんのスケベっ♡」
鬼の気配が近づいて来ている…巌勝さんも、当然気がついてるわ
黒死牟「来たぞ」
まゆ「うん…」
鬼が姿を現すと、周りの人々が悲鳴を上げながら逃げて行く。その鬼は角が二本に爪が鋏みたいになっていて手が四本…ガッツリ異型ね!分かりやすいわぁ〜
ある意味、超親切w
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