第20章 LOVE×中毒
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まゆ「私も巌勝さんと縁壱さんを不安にさせるような事はしない。鬼殺隊の性質上男の子が多いけど、あくまでも友達だから一線でも二線でも引くわ!」
黒死牟「あぁ、そうしてもらえると嬉しい…」
縁壱「ありがとう」
この一件は丸く収まり、三人で抱き合った
私が我慢出来なくなったらコッソリと『鎮』で欲を鎮めようと思うの。だって暴走しちゃいそうだし?
抱き合いながらイチャイチャとしていると、鎹鴉が道場に二匹飛び込んで来る
鷹男「カァァァー!」
なんちゅータイミングで来るのか…。うーん、鷹男さんって相変わらず「カァァァー」って鳴くのよね。刷り込みって怖いわ
鷹男「伝令、伝令!南東に迎エ!恋仲ノ男女ガ消エル街!巌勝ト恋仲ノフリヲシロ!」
黒死牟「フリではない!!正真正銘の愛し合うもの同士だ!!」
影子「冗談ヨー、早ク行キナサーイ」
まゆ「巌勝さん、空間移動使うから掴まって!鷹男さんと影子も!縁壱さん留守を頼みます」
縁壱「承知した!」
空間移動でその街の人気の無い場所まで来ると、私達は腕を組んで外灯が眩く光っている方向に歩き出した
まゆ「巌勝さん♪ラブラブカップルしよう♡」
黒死牟「私達は既に、ラブラブカップルでは無いのか?」
巌勝さんに「ラブラブカップル」って言わせちゃった♡
まゆ「超ラブいよ♡あっち行こっ!」
黒死牟「まだ鬼は動き出して居ないようだが…何か条件でもあるのか?私はその鬼を知らぬ」
まゆ「まぁ、上弦が下っ端なんかと関わらないもんね(汗)うーん…目立てば良いのでは?」
私達は大きな声でベタベタのバカップル風の会話をする事にした。傍から見て痛い位が丁度よい筈!でも巌勝さんに出来るだろうか…リア充アピを全力でしたら良いだけなんだけど、そういうタイプじゃないのよね(汗)
凄くスケベな事は言うけど、また違うのかしら…
まゆ「ねぇ〜ダァーリン♡チュウしたいよぉ〜」
黒死牟「私もまゆと…チュウしたい…」
あっ、やっぱり恥ずかしのね(汗)
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