第20章 LOVE×中毒
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鬼灯「違うからこそ、落とし所を一緒に探せという事ですよ」
白澤「うおっ!?何でお前が居るんだよっ、折角可愛い女の子二人を侍らせてるのに!!」
まゆ「鬼灯君…」
リリス「あ〜ら、随分遅かったじゃない」
リリスが呼んだのかしらね。っていうか、私とリリスは侍らせられてたの?
鬼灯「白豚は黙れ!申し訳ありません、上司が出来ない子なので休日出勤してました。姫君が泣いていると連絡を頂いてから、大分頑張ったのですが…」
まゆ「忙しいのにごめんね(汗)姫君でもないし…」
白澤「何しに来たんだよ」
リリス「まぁまぁ、そんな事言わずに仲良くしましょう♡」
分からない。男と女に違いがあるからといって私自身は何をしたら良いのか…
でも、先程の白澤の倶生神の話とか、リリスの話は嬉しかった
私は巌勝さんと縁壱さんに凄く愛されて、凄く求められてるんだって改めて分かったから…
鬼灯「要するに、しっかり話し合って落とし所を見つけろって事ですよ!まゆさんは少々堪え性が無いみたいですね。四十億年も生きている年長者とは到底思えません」
白澤「可愛い女の子にそんな言い方はないだろう!歳は関係ないね!」
リリス「白澤が気になったのはそこなのね…」
落とし所か……。よく分からないけど皆の話を聞いて思ったのは、男の人って複雑な生き物で、私って随分短絡的だったのね。って事かな…
まゆ「話し合ってみる。ごめんね、下らない事で皆まきこんでしまったわ」
来てくれた皆にも、巌勝さんと縁壱さんにも悪い事しちゃったわね
リリス「謝らないで!旦那さん達を信じてみなさいな。悲しいわよ?愛する女性に信じてもらえないのは」
鬼灯「愛した女性にそっぽを向かれる程つらい事はありませんからね。縁壱さんが言ってましたよ『私はまゆが居なければ存在している意味などない…愛し過ぎて辛い』と……リア充爆発しろ!!」
白澤「愛されてるね〜♪まっ、ダメなら僕の所においd…グハァ!!」
爆発はしたくないわね(汗)
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