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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第19章 番外編【MISSION義勇の心を救えっ!!】






まゆ「強いよ…義勇は強い!」

義勇「やめてくれ!!」

まゆ「ごめん…」



私が謝ると義勇は気不味そうに、そっぽを向いた



義勇「すまない…」

まゆ「大丈夫。鱗滝さんから聞いたよ。最終選別の事」

義勇「そうか…」



義勇は何を思ったのか、私の手を取り歩き出す。行きたい場所でも有るのかしらね



義勇「藤の花の家…」

まゆ「あ、うん!鷹男さん、今夜は藤の花の家紋の家に泊まるからって、母上に言っといて」

鷹男「了解シタ。嬢チャンハ男ト宿ニ泊マルダナ!」

まゆ「悪意の塊やん!間違えじゃないけどね…」



藤の花の家紋の家に行くのね!何かと思ったわ。鷹男さんは放っておこう、何言ってもダメだから。四百年前にも、度々そんな風に巌勝さんや縁壱さんに言ってたし



巌勝さんが迎えに来たとか恐怖でしかなかったわ…夜伽という意味で(汗)でも、それ以上に他の隊士が怯えてたのは可哀想だったわよねぇ



まゆ「もう着くね」



どれくらい歩いただろうか、私達は勘三郎に案内されて藤の花の家に辿り着いた



勘三郎「義勇、ココデユックリ休ムンジャ」

義勇「わかった」

まゆ「…………」



勘三郎これ義勇じゃない、私の頭…



勘三郎も歳取ったわね。でも仕方ないかな、左近次が若い時から鎹鴉として居たんだから。あの頃はシャキッとしてたし迫力もあったのよね…



アレッ?勘三郎って鴉が生きる年齢越えてない!?



勘三郎「ハテ…嬢チャン何処カデ会ッタカノォ〜」

義勇「……?」

まゆ「気のせいですよ!」



相変わらず感は良いのね。勘三郎って今は随分おっとりしているけど、若い頃は結構気性の荒い子だったのよね…何回突っつかれた事か(泣)



昔の事を考えていると、部屋に案内されて既に畳に腰を下ろしていた



義勇「(今から)夕餉(を持って来てくれる)。(後で)話がある」

まゆ「うん」



うん!?嘘っ、私いつの間にか座ってたよ!凄くない?



夕餉を食べ終わりお風呂を頂き、部屋に帰ると布団が二組敷かれている。あ〜、部屋が空いてないのね



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