第18章 三度目の正直
・
まゆ「払うよって言ってたから!ゼウスとかアスモデウスも、その他付き合いが古いのは何万年どころか何億年もそうだし、白澤も自ら払う。なんの問題ないわ」
黒死牟「そうだな。問題など無い」
お言葉に甘えてるだけだもーん
一ノ瀬「問題は無いが、周りからは言われてると言ったまでだ」
縁壱「これから無いなら良い」
まゆ「結婚してからは二人でってのは無いかな。リリスや妲己が大体一緒よ」
リリスはそういう悪魔だし妲己は商売、私は愛ありきでしかしない。だから悪女ではないでしょーに…男って勝手ね!
黒死牟「まゆが私達以外とイチャイチャとしなければ良い…」
まゆ「当然でしょう。私が抱かれたいのは、巌勝さんと縁壱さんだけよ」
巌勝さんは口元を上げて私をギュッと抱きしめ、縁壱さんは頬に口付けを落としてくれた
一ノ瀬「幸せそうで何よりだ…さて私は寝る。まゆ、私の事について産屋敷に文を頼んだぞ」
まゆ「うん、おやすみ。私達も寝室に行きましょう♡」
一ノ瀬は私の寝室から超離れた場所を私室にしたらしい。一応気を遣ったのかしら…?
黒死牟「槇寿郎殿との約束がある故、接吻以上はせぬぞ…」
まゆ「むぅ!わかってる…」
縁壱「後二年位だろう、そうむくれるな…可愛い顔が台無しだ」
やだぁ、縁壱さんったら上手いんたからっ♡
私達は寝室に行き布団を二組敷いた。何せ巌勝さんと縁壱さんは背が大きくて筋肉もあるから一組じゃ三人で寝られないのよね!昔からだけど(汗)
明日は城からキングサイズの布団を持って来てもらおっ♪
縁壱「まゆ、一ノ瀬殿は産屋敷家を知っておるみたいだったが何か繋がりがあったのか?」
まゆ「千年前は繋がりは在ったわよ。鬼舞辻家とも…」
黒死牟「…!?」
そりゃ驚くわよね。一ノ瀬が鬼舞辻無惨を直接殺りたくない理由がそこにあるんだもの
私としても、鬼舞辻を一ノ瀬に殺らせたくはない…
・