第18章 三度目の正直

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巌勝さんの事はグラウから鷹男さん達伝いで御館様や父上への連絡はしているから安心よ！



黒死牟「いや、事情も先程の記憶で知ったが…致し方ないと思う。それを踏まえまゆが望むならば、その様にしよう。昔の様な嫉妬はせぬ。絶対に…」

まゆ「良かったぁ〜♪」



それから私達は昔話に華を咲かせた。お腹の子と鬼舞辻無惨については「魔界とやらで産まれ落ち生きていたとしても、大切な我が子を殺されて許せるわけが無い！！」と、随分と怒っている



黒死牟「この四百年、私は何をしていたのだ…我が子を殺されたのも知らず、鬼舞辻について行っていたなどとは何とも情けない話だ…」

まゆ「巌勝さんは立派よ！子供を守ろうと必死だったじゃない。心配なら近いうちに雅勝と会ってみる？」

黒死牟「こんな情けない父親になど会ってくれるだろうか…」

まゆ「だから情けなくない！雅勝が会いたがってるのよ。美月もね」



巌勝さんは「そうか…」といって微笑んでくれた。私も「そうよ」と笑顔で返す



しかしまぁ、相変わらずの色男ね。良い匂いがするのも変わらないわ♪クラクラしちゃう♡



まゆ「巌勝さん寝室に行こう！交じわろう！」



さぁてLet's房中術！！



黒死牟「はっ？まゆよ、いきなり何を言い出すのだ。まだ十歳位では幾ら何でも無理だ」

まゆ「十三歳ですがなにか？」



何よその『嘘だぁ』って顔は！？落ち着けまゆ！説明も無しにこんな事言ったらダメよ。ただの痴女になってしまうわ（汗）焦って語彙力が旅にでてしまったのね！



黒死牟「昔の十三歳当時のお前と比べても小さいし幼いのだが…」

まゆ「成長具合は人其々であって必ずしも一定じゃないわよ。それと、ただ単に交わるわけじゃないわ。房中術とはそういうものなのよ。条件としては、繋がったら女性を先にイかせる事…」



房中術とは本来真面目なもの。術を組んだ上で行為をする事によって不老であったり疲れにくくしたりと、生きる為の様々な成長をさせる為の術である。やり方は淫魔は女王リリスに教わり、縁壱さんで試したから大丈夫！



巌勝さんに房中術について説いていく。聞き齧りの俄だけど大体合ってるだろうと思う



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