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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第18章 三度目の正直






黒死牟「変わらぬ…私は今でもまゆを愛している。だが、それがどうしたと言うのだ」



変わるものか!!二度とは会えぬとしても。一体どれだけ私がまゆを追い求めていると思っておるのだ!!



まゆ「良かった……忘れられてたら如何しようかと!泣いちゃう所だったわよ?」



忘れられたらとは如何いう事だ。何故お前が泣く必要があるのか…



黒死牟「何を言っておる…。お前には関係が無い事」



女が黒い布を脱ぎ捨てた瞬間、私は目を疑った



まゆ「会いたかったわ♪巌勝さん♡」



それは私の記憶に有る、とある年齢の頃と寸分変わらぬまゆの姿だった



嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!まゆが、この世に若いままで居るわけがないではないか!!



まゆ「驚いた?偽者じゃないわ。本物のまゆよ」

黒死牟「信じられるものか!まゆは、とっくに他界しておる筈だ!」



女は自分をまゆと名乗ると、ビー玉位の紫色の玉を取り出した。お遊びに付き合っている暇はないのだが…



まゆ「これは文珠といって私の特殊能力なの。記/憶/伝/達」

黒死牟「うっ……………何だこれは………」



女は文珠という玉を私に押し付けた。脳裏に流れ込んでくる記憶



まゆ…真にまゆなのか?



あぁ…間違えなく私の愛するまゆだ…



まゆ「これが今までの記憶の一部よ。私は人ではなかったの…。巌勝さんに制約を掛けたのは私。貴方に人を喰らってほしくなかったから…」

黒死牟「まゆ…なんだな…あ…会いたかった!!まゆ!!」



私はまゆを、もう二度と離すまいと抱き締めた



まゆ「苦しいよぉっ!もぉ〜巌勝さんったら!」



変わらず可愛らしいな…



私が滅ぶその日まで一緒に生きよう



愛しい、お前と共に…



【SIDE END】



黒死牟「これから私は如何すれば良いのだ?」

まゆ「その事なんだけど記憶の通りよ。お館様の許可と父上の許可もあるわ。まぁ、これは他の柱や隊士には内緒だけどね」




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