第5章 回りだした歯車が鋭すぎる
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まゆは溜め息をつきつつも『根は悪い子ではないだろう』と思い、秀人を許した
巌勝「お前を侮辱した男を許すのか?」
透寿郎「本人が許したのだ、我々が口を出す事ではあるまい」
巌勝は、まだ怒っている様で文句を言うが、透寿郎が宥めている。『はぁ〜』と一つ溜め息をつくとまゆは秀人に目線を合わせ言った
まゆ「私は秀人を許します。その代わり舎弟じゃなくて友達ね」
秀人「あぁっまゆの姉御!!俺が変な輩から守ります!否、守らせてください!!」
秀人が仲間にしてほしそうに見ている。仲間にしますか?
はい ←
いいえ
まゆは巌勝達の方を見て「いいでしょ?」と言いたげに首をかしげた
巌勝「仕方あるまい…」
透寿郎「腹減ったな、行くか!」
縁壱「私は構わぬ(微笑)」
秀人が仲間に加わった
巌勝「峰井とかいったな、まゆにおかしな事を仕掛けてみろ。その時は隊律違反をしてでも殺す」
秀人「俺、鬼を狩る事と姉御以外にキョーミないんで、いくらアンタ等に圧力かけられようが無駄ですよ。何とも思いませんからぁ」
この新人君はまゆ以外の柱に興味がないのか、巌勝や透寿郎に睨まれても涼しい顔をしていた。メンタルがダイヤモンドである
透寿郎「うむ、それ位生意気じゃないとまゆの友達は出来んな!!」
まゆ「炎柱殿それはどーいう意味でしょうか…」
失礼極まりないが、透寿郎に悪気は無い
巌勝「まゆの白い太腿舐め回したい…(ボソッ)」
縁壱「……………(兄上が壊れた…?)」
何を思ったのか巌勝がトチ狂った事を言い始め、縁壱は兄に若干の不安を覚えたとか…
まゆは秀人を許し友達になったので、偶然居合わせた桃太や真希達に事情を話し紹介をした
桃太「しっかしよぉ~こんなのよく許したな」
真希「まゆちゃん心広いよね…」
お妙「てかさ、変態具合ヤバくない?」
秀人「姉御は素晴らしいお方なんだよ!言っとくけどな、俺は姉御の守護剣士になったからにはテメー等に指一本触れさせねーぞ!真希とお妙は女子だからOK」
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