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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第5章 回りだした歯車が鋭すぎる






柱とは条件を満たさねば貰えない称号なのだが、下衆い事を言う輩は居る。しかしまゆは、『その度に輩を試合でブッ潰せば良い!』と考えている為に気にしてないのだ



巌勝「まゆより強い者は、あまり居らぬ故に出来る事。しかし身体を好きにして良いなどと、頼むから二度と言わないでくれ。良いな?」

まゆ「えー、身体を餌にしたらホイホイと試合に乗って来るんだもん…」



皆が見守る中、巌勝は眉間に皺を寄せ不機嫌な顔でまゆを見る。なるべく傷付けないように優しく諭すように言うが、まゆは中々納得しない



巌勝「それでも絶対その様な言葉には口にしてはいけない。まゆ、私はお前が心配でならないのだ…」



そう言って巌勝はまゆの額に自分の額をコツンと合わせた。まゆは知っている、巌勝が自分にそれをする時は本気で怒り、本気で心配している時だと…



まゆ「わっ///わかった、もうしないから許してくださーい(汗)」

巌勝「そうか…約束だぞ?」



チュッ



まゆの目尻に口付けをした巌勝は、更に耳の裏を親指でクルクルと優しく撫で回した



まゆ「あっ…///(何でだろう…ううん、わかってる。私はこの眼差しに、この手に弱い…)」

巌勝「次そのような事があったら私でも縁壱でも、誰でもよいから柱に言え。自分一人で解決しようとしない事だ」

緑野「まゆ殿が強いのは知っているし、柱の称号は当然の事だと思う。だが、それでも皆心配になる」

金次「そーやで!一人で抱える事はないんやでぇ〜仲間やでな」



まゆが心配で其々声をかけていくが縁壱だけは黙っていた



巌勝「縁壱、お前はさっきから黙っておるが何を考えているのだ(相変わらずわかりづらい奴め…)」

縁壱「いや、身体以外の餌は無いかと…」



縁壱はまゆが身体を餌にせずとも、試合にもっていける言葉を考えていたのだった。相手が乗ってこなければ試合形式にはならず、まゆの性格上、隊律違反をしてしまうかもしれないと不安になっている



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