第5章 回りだした歯車が鋭すぎる
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冴島の言葉に巌勝の心臓が飛び跳ねる。隠せばまた聞かれる、言えば責められるだろうと思い、どうするべきか考えていたが思いの外、縁壱と隼人と縁壱が話を終わらせようとしてくれている
まゆ「 私吹っ切れてますよ?縁壱お兄様と巌勝お兄様が居たらもう良いや的な!だからこの話題はやめましょう♪」
冴島「まじかwwwなら良かったじゃねーの」
金次「何よりだな!」
桃太「チッ…」
巌勝は隼人や縁壱、まゆが援護をしてくれた事が凄く嬉しかったのか、その後は緊張が解けた様子で酒を進めている
緑野「継国兄弟は揃って幼馴染バカでござるなwww」
まゆ「私は仲が良い隊士の皆と兄さん達と幼馴染が居たら良いと思ってます!巌勝お兄様抱っこして♡(この話題で巌勝お兄様に集中されると私が困るのですが…)」
巌勝はまゆを抱っこすると、付き合っている時のように甘く愛おしさでイッパイの眼差しで包み込んだ
まゆ「巌勝お兄様ぁー大好きです!(何か恥ずかしくなってきた…!!)」
巌勝「ふっ、愛いな…」
縁壱「まゆ、私には言ってくれないのか?」
縁壱もまゆに『好き』と言ってもらいたいらしく、悲しげな顔(当社比)で言った
まゆ「縁壱お兄様もぉ〜しゅきしゅきぃ♡」
縁壱「んっ、嬉しい」
隼人「まゆは精神が幼いな、今後の課題だ(相手が巌勝だと知れたら居辛くなるしな…)」
金次「まゆはホンマに継国兄弟がすきやな〜」
縁壱は「好き」と言われると同時に微笑み、まゆ頭を撫でた。まゆも「撫でられるの好きだぁ」と言い、ニコニコ笑っている
まゆ「だってさ、近所に優しくてカッコイイお兄さんが居たら憧れるのは当たり前だじゃないですか!男の人ならば、近所に優しくて可愛らしいお姉さんが居たら憧れるでしょ?それと一緒ですよ」
冴島「そりゃそうだわなwww」
隼人「確かに巌勝も縁壱もカッコイイからな!竜がよく叫んでいてなぁ。いーよなぁイケメン様はよぉ〜とかな!」
縁壱「それが無ければモテるのでは?」
金次「勿体無いでホンマに」
巌勝「昔からなのだが何故なんだ?竜は美丈夫だろうに」
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