第5章 回りだした歯車が鋭すぎる
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御影兄弟にとっては予測出来た答えだった。巌勝は昔から、良くも悪くも一本気の男なのだ。だからこそ可愛がっていたのである
旬「どんだけまゆの事好きなんだよ(苦笑)」
孝之「予想済みだがな…(汗)」
竜「まぁ俺は許さねーけど、兄貴達が言うんだから仕方がねぇからな。だかな、何があろうがまゆを守れ、まず守れ!アイツは強いが女だからな!あーあ、イケメン様は何でも有りかよチクショー!!リア充爆発しろぉぉぉ!!俺は必ず、やっちゃるからなぁー絶対的モテモテの酒池肉林じゃぁぁぁ!!キエェェェエエェェェ」
竜は途中から私的事情で暴走していた。だが、これが竜の優しさであり、幼少期から巌勝を見てきた男の『巌勝が大好き』アピールである
巌勝「竜…ありがとう…」
竜「お前の事は全部分かるっ!って位に一緒に居たからよぉ…巌勝ならまゆを嫁にってよ!ただし………イケメン具合は許さねー!敵じゃ、お前はぁぁぁ!!」
旬と孝之は『まゆを任せるって、素直に言えば良いのに…』などと考えている。暫く黙っていた隼人は兄弟達と間を置いて、ゆっくりとした口調で喋りだした
隼人「まゆがお前を選ばなくても、それでも後悔はしないか?女は強い男に惹かれる。意味がわかるな?」
巌勝「はい、後悔無きよう強くなります。縁壱よりも…」
隼人「わかった。ほら、呼吸の練習をするのだろう?まゆと縁壱が待っておるぞ(言わんとしている事がわかったみたいだな。精神面も巌勝の課題ではあるが…)」
巌勝「お時間頂き誠にありがとうございました」
巌勝は立ち上がってペコリと頭を下げ、まゆと縁壱のところに走り出した
孝之「何だかんだ巌勝に甘いねー兄貴は」
隼人「まぁ、そういうな」
旬「俺達もだけどね。巌勝は弟みたいなもんだからよっ」
竜「(」゚□゚)」<美女美少女は皆俺のもんじゃぁぁぁ!まだ見ぬオネーチャン達待っててねー(°Д°)キェェェェ!!」
誰か竜とお付き合いしてやってください
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