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マギ短編集*シンドリア*

第3章 女たらし*シンドバッド*


ヤム「でも……コトは王様の事が好きなんでしょう?」

『それは、そうだけど……』

ピス「うーん……あっ!良いこと思い付いた!!」


『??』


ピス「ふふっ!コト、ちょーっと耳貸して!」

『?なぁに?ピスティ』

ヤム「……嫌な予感が……」


ピス「ゴニョゴニョ………」

『なっ…!?!?////そ、そんな事っ……////』

ピス「王様の事好きなんでしょ!だったらそれくらいの事やらなきゃ!」

『うぅ~………わ、分かったわよ……////』

ヤム「コトに何をさせる気なの、ピスティ」

ピス「ヤムは知らなくて良いの~!」

ヤム「何よそれ!」



──王様が、他の女のとこに行けないようにしちゃえば良いんだよ~♪

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