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R18夢専用 ♡ 濃蜜ドロップス

第3章 ♡そこは狂った愛の底♡ ※ヤンデレ





石造りの橋を手を繋ぎ歩いていると、前方からやってきた親子の父親の方が視線を晴代に移した。

そして、思い出したように「あっ!」と大きな声を出したので、驚いた夢乃達はその場に立ち止まった。



「もしかして晴ちゃんか!?」

「……桜庭のおじちゃん!やだ、久しぶりやねぇ」



どうやら知り合いだったようで、二人は懐かしそうに会話をはじめた。



「前に会ったときは子供だったのになぁ…すっかり大人になっちまって、人の子は成長が早ぇなぁ!」

「ふふふ。おじちゃんは相変わらずやね……その子はおじちゃんの子?」



晴代は桜庭が連れている男の子に目をやると訊ねた。

すると子供の背を軽く小突くと前へ出す。



「あぁ。コイツは惇吾っつって、身寄りがねぇから俺が引き取ったんだ」

「まぁ、可愛ええ子やないですか。最初は本当の親子かと思いましたよ。年はいくつ?」

「……十一」



晴代の問いかけに、少年は少し恥ずかしそうに答えた。



「なら、夢乃お嬢様とは三つ違いですね!」

「う、うん…………」


晴代の声掛けに、夢乃は微かに返事をすると視線を泳がせた。







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