第3章 ♡そこは狂った愛の底♡ ※ヤンデレ
ひとりでに秘部の奥からとろとろと蜜が溢れ出す。
後で深い罪悪感に悩むことになるのに、今はそんなことなど忘れて没頭してしまう。
「夢乃、腰が揺れてる。イきそうなんやろ?」
からかうように言われて、快楽がますます上り詰めていく。
「ゃあ…んっ……もぅ、むり…イっちゃ─」
「あぁ可愛い可愛い可愛い。お兄ちゃんに気持ちよくされてもう我慢できへんなぁ。素直で可愛ええから今日はもうイッてええで」
再び自身の乳首を吸われ、花核を擦る指が小刻みに早くそして強くなる。
一気に熱い絶頂が押し寄せてきて、その波が下腹部の中心で弾けた。
「ああ!……あっ、は…ぁ」
身体がビクビクと跳ねた。
じゅわりと蜜が溢れて、床にパタパタと落ちる。
「ずっと見たかった夢乃のイキ顔……やっぱええわぁ…想像してた以上にやらしくて可愛ええ。夢乃はほんま俺を飽きさせへん奴やなぁ」
機嫌良くお兄様は私の首筋を吸いながら、小さく笑う。
「逃さへんよ。これからもずっと、お前は俺のもんや」
零一お兄様は優しい声で、そして鎖のように私を支配する。
どこまでも、どこまでも。
もしかすると、自分の身体は零一お兄様に遊ばれる為に生まれてきたのかもしれない。
快感に惚けた頭の片隅でそう思った。