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R18夢専用 ♡ 濃蜜ドロップス

第3章 ♡そこは狂った愛の底♡ ※ヤンデレ




「せやから、売女って言うのもあながち間違ってへんのよ。男に媚び売ってお金もろてたんやからなぁ」


その言葉に、夢乃は今にも泣きそうになる。

母との記憶はもうほとんど無い、零一の話が本当かどうかも分からない。

けれど、義兄の言葉はあまりにも残酷で目を見開いたまま、凍ったように動けなくなってしまった。



「わ、わたしも……お母さんみたいに、なる…?」



ようやく言えたのはその一言だった。



「ばいたの子は、ばいたになるって……そんなのやだ。やだよぉ…」



自分自身の言葉に追い詰められたように、ポロポロと涙を流した。

泣き出す妹を、零一は静かに見つめてそっと後ろから抱き締めた。


「そんなことで泣くなんて、夢乃はほんま可愛ええなぁ。心配せんでも売女になんかならへんから安心しぃ」

「……ほんと?」

「ほんまほんま。夢乃はずっとお兄ちゃんと一緒におるやろ?他の男とこなんか行く必要ないやん、な?」

「…………う、うん」



零一はぎゅっと夢乃を強く抱き締めた。

柔らかな髪に顔を埋めて、深く息を吸い込む。

夢乃は自分が売女にはならないと安心したものの、モヤモヤとしたなんとも言えない不安な気持ちだけが残った。






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