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R18夢専用 ♡ 濃蜜ドロップス

第3章 ♡そこは狂った愛の底♡ ※ヤンデレ


 

「夢乃、立てへんの?」



零一が手を差し伸べて、夢乃は涙を拭いながらその指先を掴む。



「どこか痛いんか?怪我は?」



身体を起こして心配してもらうと、夢乃の目からますます涙が溢れていく。



「……目、に埃みたいなのが入って…い、痛い、の」

「そっかぁ。ほな、お兄ちゃんが取ったげる。目、開けてみ」



言われるままに目を開けると、零一が屈んで目の前まで来ていた。

夢乃の瞼を指で押さえて、開いた唇の間から赤い舌が近付いてくる。



「零一お兄ちゃ……」



何するの?と、言い終わる前に、夢乃は小さな身体を震わせた。

零一の濡れた舌が夢乃の瞳を丁寧に舐める。



「あ……えっ……」

「じっとしといて、うまく取られへんやろ」



何をされているの分からず逃げようとしたが、零一から止められて言われた通りに静かにする。

いつもそうだ。

嫌だなって思うのに、夢乃は零一の言うことに逆らえなかった。



   



     
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