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R18夢専用 ♡ 濃蜜ドロップス

第3章 ♡そこは狂った愛の底♡ ※ヤンデレ




「夢乃は今、いくつ?」

「……五つ」


いきなり名前を呼ばれたことに驚きつつも、小さく答えた。



「ほな僕とは十離れてるんやね。今日から夢乃は、ここの子になるんよ」

「………え?」

「夢乃には育ててくれる親がおれへんやろ?せやからうちで預かることになったんや。夢乃は僕の妹になるんよ」



零一は屈んで、夢乃の目線に合わせるとまじまじと小さな娘を見つめた。



「まだ分からへんかなぁ?でも、ここで暮らさな夢乃は他に行くところがないんやで。一人ぼっちは嫌やろ?」

「う、うん…………」


言葉通り夢乃には零一が何を言っているのか、よく分からなかったが、ただもう自分は母とは会えないことと、今日からここで暮らさなければならないことは理解できた。

俯く夢乃に零一が、微笑みかける。



「夢乃がお利口さんにしていたら、お兄ちゃんがずっと一緒にいてあげる。せやから素直に言うこと聞くんやで」



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