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R18夢専用 ♡ 濃蜜ドロップス
第3章 ♡そこは狂った愛の底♡ ※ヤンデレ
がっしりとした体格の男は髭も濃く、袖から覗く太い腕からも毛が生えていて、まるで桃太郎に出てくる鬼みたいだと夢乃は思う。
ビクビクしながら様子を伺う夢乃に男は
「零一。夢乃の相手をしてやりなさい」
と言って、先程庭園で出会った少年を呼び出した。
零一(れいいち)はすぐにやって来て、夢乃に優しく微笑む。
「ほな、僕と一緒に遊ぼか」
手を引かれて、再び庭園へと出る。
日は落ちかけていて、全てが淡い夕日に包まれている。
切なくて、美しい景色だった。
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