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R18夢専用 ♡ 濃蜜ドロップス

第1章 ♡うちの姪がビッチすぎて困る♡ 完


◇◇◇


夢乃がうちにやって来たのは、五年前のことだ。

ある朝ドアを開けたら、そこに立っていた。

いや、ホントに。



「えーっと……どちらさん?」

「夢乃です」



いや、誰?

その時の夢乃はセーラー服を着ていた。

なので俺は、この子はここのマンションの誰かの知り合いで、きっと部屋を間違えたのだろうと思った。



「あー…部屋間違えてるよ」

「いいえ、合ってますよ。私、加賀美涼香の娘です!」



そこまで言われて、少女の顔に妹の面影があることに気付いた。

夢乃が差し出してきた封筒の中には、俺の数年分くらいの年収が書かれた小切手と一枚の便箋。

開いて見ると【お兄ちゃんへ 夢乃をよろしくね♡】と一言添えられていただけだった。

嫁が残すメモかよ。嫁いねーけど。




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