第1章 ♡うちの姪がビッチすぎて困る♡ 完
「お前、俺としたかったの?」
夢乃の頭がコクンと揺れる。
「私、ビッチって思われてるけど………ずっと透くんにして欲しかった」
「なら、こんな回りくどいことしなくてもなぁ……」
「でも、さっきはやめろって突き飛ばしたじゃん」
「あれはいきなりするからだろ!……まぁ突き飛ばしたのは悪かったよホント」
「私、透くんを気持ちよくしてあげたら、いつかえっちしてくれるって頑張ったのに……」
頑張ったってそういう意味かよ。
「でも、透くんはやっぱ大人の女の人がいいんだ」
「いや、あれは違うんだよ。誤解されても仕方ないが、何もなかったんだよ」
「でも、私だけがいいの!透くんには私だけがいいんだもん!誰にも触って欲しくない!」