第1章 ♡うちの姪がビッチすぎて困る♡ 完
「蒔田さんは私のこと可愛いって言ってくれた!いっぱい気持ちいいことしてくれたし、私とえっちしたいって」
「だからヤッたのかよ」
「違う!最後までしてないもん!」
夢乃の目からポロポロと大粒の涙が溢れ出した。
「……あれは、ワザとだもん……」
「は?ワザと……?」
「蒔田さんが、私がえっちなことされてたら、透くんが怒って迎えに来てくれるって……」
「お前……そんな口車に乗せられたのか」
「私は透くんに嫉妬して欲しかったの!そしたら私とえっちしてくれるかなって思ったの!そしたら、蒔田さんが協力するよって言ってくれたの!」
いや、アイツには100%の下心しかないぞ。
女子高生キラーだからな。
俺は溜息を吐きながら、泣き続ける夢乃を見た。