第1章 ♡うちの姪がビッチすぎて困る♡ 完
「透くん。起きてる?」
夢乃の声。
『寝てなかったのか?』と答えたいのに声にならない。
眠たくて仕方がない。
もういい、このまま寝てしまおうと意識を手放しかけた時、何やら不穏な気配を感じで鉛のような瞼を持ち上げた。
いつものように夢乃が、今まさに俺のズボンを下ろそうとしているところだった。
「っ…………!」
一気に目が覚めた。
慌てて止めようとしたが、口も手も動かない。
なんてこった……疲れた身体に酒も入って、全く力が入らない。
夢乃、今日はやめろ。俺はシャワーも浴びてないし、色々あったから………
と、テレパシーを送ってみるが届かず、取り出したブツをさっそく咥えようとしている。