第1章 ♡うちの姪がビッチすぎて困る♡ 完
なんとなく四人で乾杯して、グラスから口を話した秋川さんが
「ところで、さっき何話してたの?」
と、蒸し返す。
ちょっ、やめて。絶対言えない内容だから。
「実は加賀美さんが〜」
「蒔田やめろぉぉ!酔すぎなんだよテメェは!」
「聞いてもらえばいいじゃないですか、翔子さんは色々と人生経験豊富そうだから理解してくれますって」
「え〜なになに、なんだか面白そうじゃない。こうなったら今夜はとことん語り合いましょうよ!」
………自分の話をするのにも、秋川さんの変化に付いていくにも、俺にはまだ酒が足りないようだ。